診療内容

うつ病について

現代社会はストレスに満ちています。
ストレスがうまく解消されないで、心と体のバランスが崩れ、心身に不調をきたすことは誰にも起こり得ます。
眠れない、食欲が無い、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった状態続いているようならまずはご相談をお勧めいたします。

躁うつ病について

うつ病では「うつ」症状のみが現れますが、双極性障害(躁うつ病)では「躁」と「うつ」の症状が繰り返されます。双極性障害の原因は、まだ完全には解明されていません。
しかし様々な研究から、遺伝的要素、環境的要素、病前性格などが関係し合って起こるのではないかと考えられています。
また、双極性障害の約2/3の人が「うつ」から始まることがわかってきました。
「うつ」だけを数回繰り返したのちに、ある日突然、「躁」になるタイプがあり、最初 は「うつ病」だと思っていたのに、実際には双極性障害だったというケースも少なくありません。

適応障害

適応障害とは、自分の置かれた新たな環境にうまく慣れることができず、抑うつ気分、不安感、不登校、職場不適応、出勤拒否、対人トラブルなど、さまざまな症状や問題が現れて、社会生活に支障をきたす疾患です。
特に、就学、就・転職、結婚・離婚といった身の回りの大きな環境変化があって、その新たな環境への適応を迫られた際に発症するケースが多いと言われます。

パニック障害

何の前触れもなく、突然に息が苦しくなったり、めまいや動悸などに襲われるといった“パニック発作”を起こし、そのために生活に支障をきたしている状態がパニック障害です。
息苦しさや動悸のため、心臓や呼吸器、胃などの疾患が疑われることがありますが、どこを調べても身体的な異常は見あたりません。
発作の再発を恐れたりするあまり、外出できない、乗り物に乗れないなど、日常生活に大きな支障をきたすこともよくあります。
自然に治ることはあまり期待できず、多くの場合、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら慢性化してしまいますが、早期に治療を行えば完治する病気です。
また、うつ病やうつ状態を合併するケースもあり、逆にうつ病がきっかけとなってパニック発作が起きることもあります。

社交不安障害

たとえば結婚式でスピーチをする時など、人前に立ったときの緊張・あがりは誰にも経験があるでしょう。
通常であればそれはごく自然な感覚なのですが、社交不安障害(SAD:Social Anxiety Disorder)の患者さんは、あらゆる社交的場面(全般型)や「人前で話す」「電話に出る」「注目を浴びる」などの特定の状況(非全般型)で行動する際に、不安な気持ちや、そこから立ち去りたいという強い衝動、ひいては恐怖感さえも抱きます。

強迫性障害

強迫性障害とは、自分の意思に反して不快な考え(強迫観念)が頭に浮かび、その不快な考えや気分を振り払おうとして、同じ行動(強迫行為)を繰り返してしまう心の疾患です。
手洗いや確認を何度も繰り返すなど、誰でもある程度はやりがちな行動なのですが、それが習慣的、かつひどくエスカレートして日常生活に支障が生じるほどになると、それは強迫性障害という精神疾患です。

不眠症

不眠症は睡眠障害の一種で、寝つきがひどく悪かったり、夜中に何度も目が覚めたりするなどの睡眠トラブルのために、昼間の日常生活に支障をきたす状態になり、しかもそれが慢性的に続く疾患です。
また、うつ病など他の精神疾患の症状の一つとして現れてくる場合がありますので、睡眠薬で解決するだけでなく、併せて根本的な原因を探ることも重要です。

自律神経失調症

自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの神経から成り立っており、呼吸、体温、血管や内臓などの動きをコントロールしています。
ごく簡単に言えば、交感神経は、日中にほどよく緊張して活動するための神経(車のアクセル)、副交感神経は夜、リラックスして眠るための神経(車のブレーキ)と言えます。
通常は交感神経と副交感神経が、綱引きをするようにバランスをとりながらうまく働いていますが、ストレスや疲労、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活習慣などにより、バランスが崩れてしまうことがあります。この状態が自律神経失調症なのです。